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メーカー希望小売価格: 1,643,000 JPY |
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KTM 350 EXC-F SIX DAYSは、今回もリアのブロックタイヤに力を入れ、中間領域の王者としての存在感を示しています。2023年モデルのKTM 350 EXC-F SIX DAYSは定評のある性能と俊敏性に加え、KTM SIX DAYSの最高級コンポーネントを搭載し、トロフィーを飾る部屋を拡張し、今年も表彰台を目指しています。 |
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01.エンジンとエキゾースト |
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02.シャシー |
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03.人間工学と快適性 |
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04.ボディワークとグラフィクス |
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05.ソフトウエアと電子機器 | ![]() |
06.パワーパーツ |
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技術仕様
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エンジン | シャシー | ||||
トランスミッション | 6速 | 重量 (燃料なし) | 103.8 kg | ||
スターター |
セルスターター | 燃料タンク容量 (約) | 9 l | ||
ストローク | 57.5 mm | フロントブレーキディスク径 | 260 mm | ||
ボア | 88 mm | リアブレーキディスク径 | 220 mm | ||
クラッチ | 湿式、DDS多板クラッチ、Brembo製油圧式 | フロントブレーキ | ディスクブレーキ | ||
排気量 | 349.7 cm³ | リアブレーキ | ディスクブレーキ | ||
EMS | Keihin EMS | チェーン | X-Ring 5/8 x 1/4" | ||
デザイン | 単気筒、4ストロークエンジン | フレームデザイン | セントラルダブルクレードルタイプ 25CrMo4 スチール | ||
フロントサスペンション | WP XPLOR-USD, Ø 48 mm | ||||
最低地上高 | 355 mm | ||||
リアサスペンション | WP Xplor PDS ショックアブソーバー | ||||
シート高 | 960 mm | ||||
キャスター角 | 63.5 ° | ||||
サスペンションストローク (フロント) | 300 mm | ||||
サスペンションストローク (リア) | 310 mm |
更に詳しくPICK UP MODELを知りたい方へ |
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01.エンジンとエキゾースト | |
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エンジン | |
KTM 350 EXC-F燃料噴射DOHCエンジンは、俊敏性、重量、パワーのバランスを追求した、後世にレジェンドとして受け継がれるべきエンジンです。業界トップクラスのパワー供給と軽量化により、類を見ないパワーウェイトレシオを達成しています。つまるところ、本製品は最もバランスの取れたエンジンです。 | |
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シリンダーヘッド | |
KTM 350 EXC-F SIX DAYSエンジンには、最適なマス集中化を実現するためにコンパクトなDOHCシリンダーヘッドが搭載されています。ヘッド構成により、効率的なパワー供給と卓越したパフォーマンスを保証します。単一オーバーヘッドカムシャフトが燃料量を最適化し、低摩擦ロッカーアームとチェーンガイドにより、全回転域でより安定したパフォーマンスが保証されます。 | |
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クランクシャフト | |
KTM 350 EXC-F SIX DAYSのクランクシャフトは重心近くの理想的な位置に配置され、扱いやすくなりました。コンロッドが短くなり、エンジンの軽量コンパクト化とハイレスポンスな出力特性をもたらします。プレーンビッグ(底部)エンドベアリングは、2つのベアリングシェルを有し、クランクピン上をダイレクトに移動します。エンジンの圧力潤滑システムにより、このベアリングに対して必要なオイル量が供給されます。 | |
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トランスミッション | |
KTM 350 EXC-F SIX DAYSには堅牢なPANKL Racing Systems製の6速トランスミッションが装備されています。ギアはより頑丈な鍛造の原料で形成されているため、高い耐久性と信頼性を保証します。すべての4ストロークエンジンには、ギアセンサーが装備されており、各ギアに合わせて異なるエンジン特性を設定できます。 | |
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エンジンマネジメントシステム | |
最新のKeihin製エンジンマネジメントシステムは電子燃料噴射式で、新型の42 mmスロットルボディにコールドスタートとアイドル調整用の個別のシステムが搭載されています。また、スロットルケーブル装着によるケーブルへのアクセスの簡易化とスムーズな配線により、毎回迅速なスロットルレスポンスが得られます。 | |
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クランクケースとエンジンカバー | |
エンジンケースの軽量設計によりシャフトの配置を集中させ、効率的なマス集中化を実現しました。更にエンジンカバーはライダーのブーツによる摩耗を低減するスマートな表面構造となっており、出荷時のフレッシュな外観を維持します。クラッチカバーとエンジンガードの補強により、エンジンケースは更に頑丈になりました。 | |
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クラッチ | |
KTM 350 EXC-Fは、KTMが開発した非常に耐久性に優れたDSクラッチ(ダイヤフラムプレート)を搭載しています。また、耐摩耗性の高いスチール製ハウジングと、耐熱性の高いクラッチプレートを採用しています。この設計は、通常のコイルスプリングの代わりにダイヤフラムスプリングを採用しており、非常に容易にクラッチを作動させることができます。さらにBrembo製油圧式クラッチシステムにより、あらゆる動作温度で容易かつ正確な調整が可能です。 | |
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シリンダーとピストン | |
口径88 mmのショートシリンダーには、CP製の鋳造ブリッジボックスタイプの超軽量ピストンが格納されています。驚くほど軽量にもかかわらず、極めて剛性が高い構造のため、耐久性が強化されています。その軽量な構造から、振動が抑えられ、エンジンは非常にハイレスポンスな特性となっています。コンプレッション率が13.5:1のため、卓越したエンジン性能が実現される一方、エンジンノックのリスクが緩和されます。 | |
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バランサーシャフト | |
側面に装着された多機能カウンターバランサーシャフトは、あらゆる振動を巧みにバランス化する一方、ウォーターポンプも駆動します。エンジンの振動を効率的に最小化し、最高のエンジン速度でもスムーズな乗車を実現します。 | |
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E-Starter | |
KTM 350 EXC-Fに標準搭載されているセルスターターは、実証済みのスタータードライブとMitsuba製の強力なスターターエンジンを使用します。長年にわたって実証されてきたとおり、迅速で信頼性の高い始動を可能とし、最も必要なときに貴重な時間と電力を節約します。 | |
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冷却 | |
重心近くに設置された2つのラジエータが、過酷な状況でもエンジンの冷却を維持します。これらは、CFD技術(計算流体力学)と巧みな冷媒回路の配線により、あらゆる状況下で最高のパフォーマンスを発揮するための最適なエンジン温度を実現しています。中でも、三角形のフレームに格納されたデルタ分配器には、冷却水の流れを効率化する大型のセンターチューブが搭載され、全4ストロークモデルにラジエータファンが標準装備されています。 | |
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エキゾーストシステム | |
パンチの効いたエンジン音が特徴の全4ストロークKTM SIX DAYSモデルでは、リアショックにアクセスするために簡単に分解できる2ピースのヘッダーパイプが装備されています。アルミニウム製のマフラースリーブは短くコンパクトな形状で、SIX DAYSのロゴが表示されています。 | |
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02.シャーシー | |
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フレーム | |
全KTM EXCモデルは、ハイテクで軽量なChromoly鋼製フレームを採用し、レースに適した形状、最適な剛性、ライダーのための優れたフィードバックを実現しています。これにより、遊び心のあるハンドリング特性と、高速走行時の優れた安定性を提供しています。重量900 g未満のサブフレームは安定性に優れた超軽量アルミニウムサッシ製で、リアフェンダーの安定性とループアウト時の耐久性を保証します。 | |
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スイングアーム | |
KTM 350 EXC-F では、重力ダイキャスト製法によるアルミ製一体型スイングアームを採用しています。この結果、可能な限り低い重量で優れた強度を実現し、完璧な屈曲動作を実現しました。 | |
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ホイール | |
KTMは、全KTM SIX DAYSモデルでCNC加工の軽量ハブとおよびハイエンドのGIANT製リムを採用しています。これにより、最高レベルの安定性と必要最低限までの重量を保証し、アルミ製スポークニップルではスポークを締める頻度を減らせる画期的な設計を採用しています。また、SIX DAYS独自のブランドにより、外観にもこだわっています。 |
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フロントサスペンション | |
これらの調節可能な直径48 mmのWP製XPLOR倒立フォークは、エンデューロに焦点を置いたリアショックで市場をリードしており、プロにもアマチュアにも優れた性能を提供します。調節は簡単で、左フォークで圧縮ダンピング、右フォークでリバウンドをそれぞれダイアルで設定できます。 | |
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リアサスペンション | |
レースで実証されたフル調整式WP製XPLORショックアブソーバーには、ピストンの間に円錐形ブッシュが装着され、リアショックの色褪せや摩耗を軽減しています。この設計は、PDSリアショックは表彰台に上がるためにチャンピオンに選ばれています。それだけではなく、リアホイールに最大のトラクションを提供するトップレベルの設計にもなっています。 | |
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ブレーキ | |
高性能のBrembo製ブレーキキャリパーと軽量のwavyブレーキディスクにより、必要なときに確実に止まることができます。FLOATINGブレーキディスクとソリッドリアディスクによりブレーキフェードを最小限に抑えブレーキ力を高めました。強度と信頼性をさらに高めるため、リアブレーキペダルは安全ワイヤーで固定されています。 | |
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サスペンション | |
2023年に向け、KTM EXCの全モデルで最高級のWP製リアショックシステムを装備し、どのような地形でもあらゆるレベルのライダーに比類ない性能と安定性を提供することを念頭に開発されました。 | |
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燃料タンク | |
EXC製品群のすべてのモデルに装備されている軽量のポリエチレン製タンクは、人間工学的形状が向上しました。¼回転バイオネットタンクキャップは容易かつ確実に閉めることが可能です。シースルーのプラスチック製のため、燃料の残量が一目でわかります。フューエルポンプシステムが内蔵されています。さらに、燃料ラインにはタンクに向けて90°コネクターが装備されているため、損傷に対してより高い保護を提供します。 | |
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エアボックス | |
KTM 350 EXC-Fのエアボックスは、流動力学が最適化され、吸入スノーケルと一緒に使用することで、最適なパワーとスロットルのレスポンスが得られます。パフォーマンスが強化されたことは言うまでもありませんが、このデザインは、エアフィルターを汚れから最大限保護します。大型のTwin Air製エアフィルターがスマートなデザインの剛性の高いケージに装着されており、誤って設置するリスクが最小限になりました。従来型同様、フィルターのメンテナンスは工具不要で短時間で容易にできます。これは、KTM独自の標準機能です。 | |
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03.人間工学と快適性 | |
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ハンドルバー | |
全KTM SIX DAYSモデルには、4段階で調整可能な高強度アルミ製テーパーハンドルバーが装備されています。右側にはODI加硫処理グリップ、左側には快適なODIロックオングリップが標準装備されているので、ぶら下がって取れることのないように注意するだけです。 | |
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シート | |
SIX DAYSではサドルの快適性を追及しています。このため、KTM 350 EXC-F SIX DAYSでは、青と赤の組み合わせで仕上げたソフトかつ滑りにくいシートを採用しています | |
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フットペグ | |
セルフクリーニング機能付きフットペグは、深いわだちの走行中でもペグに泥が詰まることを防ぎます。これにより、ブーツのグリップ力が維持され、コースに集中できます。 | |
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04.ボディワークとグラフィクス | |
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Six Daysモデル装備 | |
全KTM SIX DAYSモデルでは、オレンジアルマイト加工のトリプルクランプやソリッドリアブレーキディスクなどSIX DAYS専用部品パッケージが採用されています。KTM SIX DAYSのロゴ入りパーツはもちろん、KTM SIX DAYSを他の製品と見間違うことはありません。 | |
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デカール | |
Vive la France! 2023 KTM SIX DAYSモデルには、インターナショナルシックスデイズエンデューロ(International Six Days Enduro, ISDE)の96周年を記念してフランスの国旗を掲げています。また、従来通り、デカールは摩擦や色褪せに強いインモールドグラフィックスで施され、SIX DAYSバイクのフレッシュな見た目を維持しています。 | |
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05.ソフトウエアと電子機器 | |
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バッテリー | |
すべてのエンジンには実績あるセルスターターを装備しており、これはオフロードの走行で最も大きなメリットです。超軽量の2 Ahリチウムイオン電池により駆動し、安全かつ安定した始動を実現します。ワイヤーハーネスの改良とパッケージングの更新により、必要な電気部品がシート下の共通部分に慎重に配置されたため、容易にアクセスできるようになり、信頼性が向上しました。 |