メーカー希望小売価格: 1,985,000 JPY

新たなKTM 890 ADVENTURE Rは、目的地優先で考えなくてもよいことを証明してくれます。KTM 890 ADVENTURE Rは、道路からゴツゴツした砂利道、一本道の悪路まであらゆる場所で乗車できる他に類を見ない機能を備えており、本格的な走行機能を誇っています。非常に反応のよいパワープラント、鋭敏なオフロードハンドリング、1日乗っても耐えられる快適さが備わっているため、旅にぴったりな仕様になっています。

01.エンジンとエキゾースト

 

02.シャシー
03.人間工学と快適性

 

04.ボディワークとグラフィクス

05.ソフトウエアと電子機器 06.パワーパーツ
技術仕様
エンジン     シャシー    
トルク   100 Nm 燃料タンク容量(約)   20 l

トランスミッション

  6速 フロントブレーキディスク径   320 mm
冷却   水/油冷式熱交換器 リアブレーキディスク径   260 mm
KW出力   77 kW フロントブレーキ   ディスクブレーキ
スターター   セルスターター リアブレーキ   ディスクブレーキ
ストローク   68.8 mm チェーン   520 X-Ring
ボア   90.7 mm フレームデザイン   圧縮パーツであるエンジンを用いたクロムモリブデン鋼製フレーム、パウダーコーティング
クラッチ   PASC™ アンチホッピングクラッチ、機械操作式 フロントサスペンション   WP XPLOR-USD, Ø 48 mm
CO2 EMISSIONS   110 g/km 最低地上高   263 mm
排気量   889 cm³ リアサスペンション   WP Xplor PDS ショックアブソーバー
EMS   Bosch製 EMS ライドバイワイヤー シート高   880 mm
デザイン   2シリンダー、4ストローク、並列二気筒 キャスター角   63.7 °
消費燃料   4.5 l/100 km サスペンションストローク (フロント)   240 mm
潤滑   2ポンプ式オイル圧送潤滑 サスペンションストローク (リア)   240 mm

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01.エンジンとエキゾースト  
 
エンジン
LC8cエンジンは、非常にシャープなKTM 890ADVENTUREに獰猛さを纏わせています。このコンパクトな水冷8バルブエンジンは、クラスで最もコンパクトなツインエンジンで、出力の面ではその重量をはるかに上回るパワーを持っています。
 
シリンダーヘッド
8バルブDOHCシリンダーヘッドには、ツインチェーン駆動のカムシャフトと、各シリンダーごとに1つのスパークプラグが含まれています。さらにKTM 890ADVENTUREのカムシャフトは組み立てられているため、鍛造タイプのカムシャフトより軽量です。シリンダーヘッドは、ダイヤモンド・ライク・カーボンのロッカーアーム、スチール製バルブおよび油圧チェーンテンショナーで構成されています。
 
カウンターバランサーシャフト
不快な振動が好きな人などいません。そのため、KTM 890ADVENTUREではクランクシャフトの前部とシリンダーヘッドに配置されたカウンターバランサーシャフトを使って非常にスムーズなパワー供給と最小限の振動を実現しています。
 
シリンダー
アルミめっきシリンダーは、この889ccパラレルツインのスリーブレスエンジンキャスティング設計の重要な部分です。このオープンデッキシリンダー構造により、最適な冷却が実現され、製造のばらつきと信頼性が改善されています。
 
クランクケース
KTM 890ADVENTUREには水平に分割したクランクケースが装備され、これは高圧力鋳造アルミ製であるため、壁厚が削減され、軽量化され、エンジン冷却性能が向上しています。
 
PASCクラッチ
アンチホッピングクラッチを使うと、ライダーは急激な減速またはダウンシフトを行うときに、リアホイールをロックすることなく、自信を持ってコーナリングに望める一方、クラッチの指にかかる負担は羽根ように軽いままです。
 
オイル循環
エンジンにはコンパクトなセミドライサンプシステムが採用され、オイルはクランクケース、クラッチハウジング、およびトランスミッションからアクティブに送り出されます。これにより、エンジンからの不要なオイルのフローを防ぎ、摩擦によるパワーロスを低減します。オイルを冷却するために、エンジンはより大型のLC8エンジンと同等のオイルクーラーが装備されています。
02.シャーシー  

乗り方に合わせたエンジニアリング

フレーム
KTM 890 ADVENTURE R の全体的な形状は軽快なハンドル操作と長距離での探索を快適に楽しめるように開発され、比類ないオフロードの実力を発揮します。設計では強度を重視するため、鋼管クロームモリブデン鋼製フレームをエンジンと共に使用することで、補強部品として機能して重量および全体的なサイズを抑えています。すべてのデザインとエンジニアリングの革新がコンパクトで軽量な設計に込められています。
準備万端
サブフレーム

サブフレームは軽量で強固な構成となっており、アドベンチャーへの準備が万端です。このバークは長期間の乗車に適した構造となっています。鋼格子状サブフレームの設計はコンパクトかつ軽量で、さらにアドベンチャーの乗車に予期される過酷な条件下でも満載の荷物とパッセンジャーを搭載できる十分な強度があります。

確かな安定性
安定性

2023年型KTM 890 ADVENTURE Rは、ハイエンドなステアリングダンパーにより、どんな速度でも確かな安定性があります。常に揺るがない落ち着きをもたらしてくれるよう設計されたステアリングダンパーは、きついターンでブレた時やガタガタの路面を引いている時にフロントエンドを安定させます。

トレイルを細かく刻め
タイヤ
2023 KTM 890 ADVENTURE RにはKTM用に最適化された全く新しいMITAS ENDURO TRAILラバーが装備されています。これらのタイヤはオンロードでの耐久性、操作性、長距離走行を求めるライダーに最適ですが、困難なオフロードトラックやトレイルを走破することも可能です。
旅に合わせて調整
改良サスペンション
KTM 890 ADVENTURE Rは、フォークとショック設定を改良したことにより、全体的に優れたサスペンション性能も相まって、乗車時の快適さが向上しています。これは、現在どのアドベンチャーバイクにも搭載されている最上級のサスペンションについては言うまでもなく、ライダーが絶対の自信を持って厳しい地形を攻められることを意味します。さらに、フォークとショックは両方とも簡単に調整できます。
03.人間工学と快適性  
最適な動きやすさ
人間工学

タンクスポイラーとリアサイドパネルがシートよりわずかに広くなっており、ライダーの動きが改善されるため、ハードコアなオフロードで乗りこなしやすくなっています。これにより、シートの摩耗やキズを軽減でき、ペグの上に立っている場合でも、燃料タンクの形状がスリムであるため、正確なハンドリングやコントロールが可能になります。

コマンドコントロール
アップグレードしたTFTディスプレイ
最新の5インチフルTFTディスプレイで、乗車中のマシンについて必要な情報を常に確認できます。機能性が改善されており、各機能がバイクの情報画像で図示され、調整に関わる箇所をユーザーに直接示してくれます。オプティカルボンディングによるミネラルガラスディスプレイを使用しており、キズや反射に最適な耐性を誇っています。さらに、オプションの接続ユニットを使用すれば、KTMconnectアプリとTFTをBluetoothで接続でき、Turn-by-Turn+ナビゲーション、音楽、着信、KTMロードサイドアシスタントにすぐアクセスできます。
04.ボディワークとグラフィクス  
RALLYインスパイア
ボディワーク
ダカールで勝利を収めたKTM 450 RALLYの影響を受け、刷新された印象的なフロントエンドには、KTM 890 ADVENTURE RのREADY TO RACEの真髄が垣間見えます。その上、フェアリング下部の構成には、2つのアルミニウム製ブラケットが使用されており、ヘッドライトマスク、ウィンドシールド、計器タワーの頑丈さを最大限まで高めています。耐久性を高めるインモールドグラフィクスと、重いダートでもフロントホイールの自由な回転を損なわない高いフロントフェンダーも合わせて、KTM 890 ADVENTURE Rはいかなる環境にも対応できるようになっています。
紛れもない「R」
CTG

2023年型では、KTM 890 ADVENTURE Rは紛れもなくKTM Rシリーズであり、まったく新しい白色、オレンジ色、青色のREADY TO RACEカラーで登場します。このグラフィクスは、ステッカーではなくインモールドテクノロジーで製造されており、仕上がりと耐久性のレベルが向上しています。

難なく走行
空気力学
ウィンドシールドは短くなっているにもかかわらず、KTM 890 ADVENTURE Rでは2つの機能が備わっています。1つは、低い形状であるため、ライダーはペグの上に立ちながら自由に身動きでき、前方の視界を遮られることがない点です。もう1つは、改良されたボディワークと合わせて、次のトレイルまでの走行時に突風から空気力学的に最適化された状態で保護してくれる点です。
テクノロジーフェス

テクノロジー

2023年型KTM 890 ADVENTURE Rは、トレイルに他に類を見ないテクノロジーをもたらします。このマシンは、ライダーエイド、ライドモード、ABS、トラクションコントロールの機能に加えて、スマートフォン接続も備わっており、中量級アドベンチャーバイクを代表するような存在となっています。Quickshifter+やクルーズコントロールなどのオプションを追加したり、最初の1500kmsでテクノロジーを試すことができるデモモードを導入したりすれば、さらに乗車体験を向上させることができます。
05.ソフトウエアと電子機器
前進し続けろ
ライダーエイド
いいえ、KTM 890 ADVENTURE Rに妥協はありません。それどころか、KTMのライダーエイドは、さまざまな乗車場面における制御性を高めて、ライダー体験全体を向上させるように開発されています。さらに、ABS、MTC、ライドモードにより、舗装路から荒れた道まで駆け抜ける際でもマシンの力を最大限に引き出すことができます。
他にはないトラクション
MTC(モーターサイクルトラクションコントロール)
最新世代のKTM MTCを活用すれば、高度な6D慣性計測装置を使用してオンロードでのトラクションが向上します。この機能はリアホイールのスリップを調整して制御するだけでなく、フロントホイールの制御不能な浮き上がりも防ぎます。これら2つの力を組み合わせれば、バイクの加速力を最大限に発揮できます。さらに、傾斜角センサーから収集したデータも組み合わせることで、パワーウィリーを検知して制御し、安定させつつスムーズなホイール着地から加速へとつなげます。
コーナーでの絶対の自信
コーナリングABS
新しい9.3 MP ABSユニットにより、絶対の自信を持ってブレーキを握ることができます。これにより、ライダーは6Dセンサーを駆使して、コーナー途中でフルブレーキ性能を利用できます。6Dセンサーの機能は、バイクの現在の動的状態を継続的に監視して評価することで、ブレーキ動作中の安全性と安定性が高まります。また、このレベルのABSテクノロジーは他に類を見ず、最高レベルの安全性を保ちつつ正確で効率的な制動力を実現しています。
ダートを支配する
オフロードABS
2023年型KTM 890 ADVENTURE Rでは、オフロードモードかラリーモードを選択した場合、オフロードABSに自動で切り替わります。つまり、ABS機能がフロントホイールで軽減され、リアホイールで完全に無効化されるため、ライダーは後部をスライドさせてコーナーに突入できます。簡単に言えば、必要な場合はダートでブレーキ動作の性能と制御が増し、不要な場合はトレイルを細かく刻むことができます。

 

 

   

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